| (2026年2月15日の週報より) |
※録音ミスにより、今週の音源はありません。申し訳ございません。 小さな種、大きな影響 マルコによる福音書8章15節 「ファリサイ派の人々のパン種とヘロデのパン種によく気をつけなさい」(15節)とイエスさまは言います。当時、パンを膨らませるために使われた「パン種」は、わずかな量で生地全体に影響を与えることから、「小さなきっかけが大きな出来事に繋がること」の例えとして用いられていました。 |
| 応答讃美歌:新生389「昔、主イエスの播きたまいし」 |
| (2026年2月8日の週報より) |
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愛へ向かうための自由 マルコによる福音書7章14~23節 イエスは「外から人の体に入るもので人を汚すことができるものは何もなく、人の中から出て来るものが、人を汚すのである」と語ります(15節)。その「人の中から出て来るもの」とは、「みだらな思い、盗み、殺意、姦淫、貪欲、悪意、詐欺、好色、ねたみ、悪口、傲慢、無分別」などの「悪い思い」のことだと言います(21、22節)。イエスが指摘した一連の「悪い思い」は、すべて自らの欲のために誰かの権利を侵害することに繋がります。そのような悪意を自らの内から生み出してしまう「人間」という存在のどうしようもなさが突き付けられます。 |
| 応答讃美歌:新生300「罪ゆるされし この身をば」 |
| (2026年2月1日の週報より) |
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あなたの救いの時が来る マルコによる福音書5章21~43節 今日の箇所には、救いの時を待ち続けた二人の人物が登場します。一人は会堂長のヤイロ、もう一人は名前も語られない女性です。この時、ヤイロの娘は病気で命を落としそうになっていました。ヤイロはイエスを見つけるとすぐに駆け寄り、娘の救いを懇願します。イエスはヤイロの願いに応えて、ヤイロの家へ向かいます。 |
| 応答讃美歌:新生491「信ぜよ み神を」 |
| (2026年1月25日の週報より) |
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蒔かれてこそ実る種 マルコによる福音書4章1~9節 主イエスは、話の中で多くのたとえを用いられます。日常生活に直結した馴染み深いものです。今日のたとえも単純明快ですが、この個所のイエスの話だけでその意味するものを理解することは決して容易ではありません。14節の「種を蒔く人は神の言葉を蒔く」というイエスの説明があってこそ、理解できると言えるでしょう。 「神の言葉」を「種」にたとえるのは、殻の中に命を持っているということが理由の一つでしょう。40年程前に[ツタンカーメンのエンドウ豆]のことが話題になりました。実際にツタンカーメンの柩と共に発見された豆であれば、3000年の時を超えて芽を出し、実を結んだことになります。小さな種に潜んでいる命、力、まさに神秘です。 この「たとえ」には、種が落ちた四つの場所が描かれています。「たとえ」なので何かを象徴していることは間違いありません。ひとつの解釈は、イスラエル(人類)の歴史を象徴しているという理解です。神の言葉をサタンに奪い去られたアダムとエバ、律法を受けたとき「主が語られた言葉をすべて行います」と誓いつつも金の子牛を作ってしまったり、約束の地で神の恵みを忘れてしまったイスラエルなど、神の言葉が実を結ばないイスラエルの歴史をたとえを通して振り返らせようとされたのかもしれません。そして今や、御自身によって恵みの時代が到来したことを「良い土地」として示しておられると読むことも出来ます。 いまひとつは、私たちの「心」を象徴しているという解釈です。神の言葉を受付けない頑なな心、様々な欲望が渦巻く心、そして「御言葉を聞いて受け入れる」心、これらはすべて「私」の中にあるものです。そんな私たちが「良い土地」になるには、耕してもらう必要があります。自分では自分を耕せません。神に祈り、聖書を読むことなどを通して、土の状態は変えられるのです。実を結ぶべく「神の言葉」が私たちの心に蒔かれていることを感謝して日々過ごしていきましょう。 (牧師 末松隆夫) |
| 応答讃美歌:新生134「生命のみことば たえにくすし) |
| (2026年1月18日の週報より) |
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安息日とは‐安息日の真の意味・目的‐ マルコによる福音書2章23節~3章6節 今日の出来事の中心にある「安息日」は、[神による創造の業の完成]と[エジプトからの解放]という二つの意味づけがなされています。そのいずれもが神の御業を覚え、その神の御業に与っている恵みを覚えることが内容であり、それは、神に創られ、神に贖われるという「命」(生きること)と深く結ばれています。「安息日」は、自分たちのために何かをするという日常の営みを一旦横に置いて、神の恵み・導き・守りを覚える日として制定されました。「人」が「神につながる者」として生きることを、神は私たちに望まれたのです。そしてその具体的な応答として「安息日」における「礼拝」がなされました。 |
| 応答讃美歌:新生360番「喜びの日よ 光の日よ」 |
| (2026年1月11日の週報より) |
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イエスはペテン師? それとも神の子? マルコによる福音書2章1~12節 現代でも多くの人が「中風」(=脳卒中)のリハビリ治療を受けていますが、当時の医療を考慮すると、社会復帰は絶望的だったと思われます。そのような重い病気は[罪の結果]と考えられており、「群集に阻まれて、イエスのもとに連れて行くことができなかった」という描写は[混雑故に中に入られなかった]というだけでなく、[阻止された]ということも多分にあると思います。体の自由が奪われるだけでなく、人としての交わりの自由も奪われていたのです。 |
| 応答讃美歌:新生476番「ゆるされて」 |
| (2026年1月4日の週報より) |
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福音の初め~ヨハネとイエスとバプテスマ~ マルコによる福音書 1章1~15節 私たちは、日々の生活で「初め」を意識します。新しい一年の初めを意識し「元旦礼拝」や「新年礼拝」を行います。世の人々も「初日の出」「初詣」「初夢」など「初め」を意識します。その「初め」をマルコは冒頭に置いて福音書を書き出します。それは、何事にも「初め」があることを意識づけているように思われます。「初め」があるということは、「終わり」もあります。それは「時」があるということにつながります。私たちは時間的存在であると言ってもいいでしょう。だからすべてのことには「初め」があり、「終わり」があるのです。 |
| 応答讃美歌:新生137番「うみべの野で」 |
| (2025年12月28日の週報より) |
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あしあとを辿って テサロニケの信徒への手紙一 5章9~11節 聖書は、「私たちと共にいてくださる神」を語ります。「共にいる」というのは時間や出来事を共有することです。共にいるからこそ、面倒な思いをすることがあり、共にいるからこそ、傷を負ってしまうことがあるのです。そのようなことがあることを十分承知の上で、神は私たちと共にいることを選ばれたのです。 |
| 応答讃美歌:新生570番「たとえばわたしが」 |
| (2025年12月21日の週報より) |
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嘆きが歌声に変わるとき ルカによる福音書2章15~20節 「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。あなたがたは、布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう。これがあなたがたへのしるしである。」(2章10~12節) |
| 応答讃美歌:新生92「喜びたたえよ」 |
| (2025年12月14日の週報より) |
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小さな灯のお話 ルカによる福音書1章38~47節 アドヴェントに灯すろうそくには、一本一本意味があります。一つ目は「希望」、二つ目は「平和」、三つ目は「喜び」、四つ目が「愛」です。今週は「喜び」のろうそくに火を灯し、「イエス・キリストの誕生は喜びの到来であること」を覚えます。 |
| 応答讃美歌:新生140「空の鳥を見よと」 |
| (2025年12月7日の週報より) |
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なぜ今?なぜ私?-神の希望は空気を読まない- ルカによる福音書1章26~38節 クリスマスが近づいてきています。クリスマスは、「イエス・キリストの降誕=神が人間になってこの世界に来られたこと」を覚える時です。イエスは、この世界の暗くなっている場所に生まれます。それは、暗く冷たくなっている場所を暖かく照らすためです。私たちに希望を届けるためならば、神は空気を読まずに私たちのところへ割って入ってこられることがあると、聖書は語ります。 |
| 応答讃美歌:新生550「ひとたびは死にし身も」 |
| (2025年11月30日の週報より) |
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受け継ぐ恵み、小さい者の一人に マタイによる福音書25章31~46節 日本バプテスト連盟女性連合が世界祈祷日週間の礼拝(活動)を始めてから、今年で94年を迎えました。いま、そしてこれから、私たちはどのような働きを担い、繋いでいくべきかを祈らされています。 |
| 応答讃美歌:新生335「小さき者のひとりに」 |
| (2025年11月23日の週報より) |
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愛の補給所‐“生きて欲しい”を取り戻すために‐ イザヤ書6章1~7節 2025年度の活動方針のなかで、「変わらない礼拝の本質を心に留めて」という言葉を掲げています。「礼拝の本質」とは、「神さまに心を向けること」です。礼拝の形式的な部分は様々に変わっていきますが、「神さまに心を向ける」という本質は変わりません。神さまに心を向けるとき、私たちや世界のことに深く心を注いでくださっている神さまの姿が見えてきます。その神さまの姿から、私たちは生きる力を得て来たのです。 |
| 応答讃美歌:新生461「迷い悩みも」 |